七二八五写真缶

バイクと写真とぶらりと旅

第14回 島根県道標識撮影ツーリング

 来たよ来たよ来ましたよ、行ってきました、撮り残し…この撮り残しがなければもう少しゆっくりできたのに。

 って事で、今回は距離が距離なので島根県浜田市でキャンプをする事にした撮影ツーリングです。

 いよいよ大詰めラストスパートあと一歩、思い返すにはまだ早い、全て終わってから全てを思い出そう。

 では、今回の標識達をご覧あれ。

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 天気がすこぶる良く防寒対策に着込んできたけど汗が出るほどでした。そのせいか、はたまた単純に疲れてたせいか、この回最後の206号を手作り標識で撮って帰路途中の道の駅サンピコ江津で休憩によってバイク停めて降りてジャケット脱いで後ろを見た瞬間ギョッとした、手作り標識取り忘れてた。

 結構な距離あったけど落ちることなくしっかりついてたからよかったけど、もし落ちてたら探しに戻ってたかも。

 後ろにつけてるの見つけた瞬間しばらく動けませんでした、ショックと驚きと驚愕で(くどい)

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  この224号は鹿足郡・益田編の時に発見できず撮り忘れてたわけですが、今回この道を改めて通ったら、信号の影に隠れるように224号の案内版こと付箋(通称・卒塔婆…らしいですが、私はこの卒塔婆って言葉が好きじゃないので付箋と呼んでます。だって卒塔婆ってあんた、あの世への案内板かぇ?と思うわけで)がありました。わかるか、そんな所にあるなんて。

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 339号は見ての通りバイクを近くに停車できない位置にあったのでこんな写真になりました、まぁこれはこれで味があるか?

 以上で今回は22線撮影終了、合計229線完了。残り、9線。

 言う事は今は無いです、最後まで気を引き締めつつ事故の無いよう撮影してきます。

 それと、今回浜田市まで行く機会が得れたので色々と見ておきたかった物の撮影もしてきました、キャンプ場も含め、その報告はまた後日。おまけも次回。

 

 では、また。

 

盆休みツーリング

 ぼぼぼーん。

 盆の連休(3日間)でどこか遠くに行こうかと思ったけど、暑い、の一言でやめた根性の無いワタクシ。

 とは言え、どこにも行かないのもどうかとおもったので手ごろな距離でイイとこがないかと地図を眺めていたら、あった。

 場所は、安来市広瀬町で目的の物は「婿来い地蔵・嫁来い観音」です。えぇまぁそーいーこと。

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 場所が場所なのか、単純に知名度が低いからか、自分以外誰もいませんでした。まぁ縁を願うなら出雲大社や八重垣神社等のご利益のある有名どころが沢山あるから皆そっちへ行くんでしょうね。

 でも、人知れずこういう所もあるよってね。

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 「嫁ぇぇぇ」と、マジ拝みしてきました(涙)

 

 さて、同日同市同町を走っているとダム発見。ダムを見つけて立ち寄らないでどうする。んで、山佐ダム。

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 ダムでした。

 バイクを停めたとこの案内板に係員呼び出しボタンがあって、どうやらここのダムの説明をしてくれるようです。ダム好きなら話を聞いてみてはどうでしょう。

 

 次の日、ふらりと寄ったのが松江市朝酌町の「多賀神社」得に有名な神社では無いと思います、ただこの神社は地元の人達には「アシダガさん」と呼ばれ親しまれているそうです。

 「アシダガ」何か聞き覚えのある響き、「もののけ姫」の「アシタカ」に似てます。もしやここが「アシタカ」の由来か?と思って調べてみたら、全然違いました。

 たたら製鉄の事もあったんでもしやと思ったんですけど。

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 参拝して一通り写真を撮って帰ろうと振り返ると狛犬が気になり近くによって見ると、あら、お腹の下に小さい狛犬がいるじゃないですか。

 子供の狛犬って初めてみたなぁ、と。

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 和みました。

 

 神社を参拝したあと松江市八束町の「廃船」見学。

 子供の頃はこの廃船が20~30隻ぐらいあったと思います。小さい頃はこの通りを通るたびに廃船群を見るのが好きでした。

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 何故廃船があるのか、それは消波のために置かれていたそうです。やがて時が経ち沿岸の整備が行われる際に廃船のほとんどを撤去してしまい、残っているのはこの1隻のみ。

 消波の役割が無くなり、それと景観が悪いってのがあっての撤去でしょうが、ちょっと残念です。写真撮っておけば良かったなぁと悔やまれます。

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 廃船見ながら黄昏中。

 っとまぁ、こんな盆休みでした。

 

~お・ま・け~

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 某所にて怪しい河童を発見。

 …何故そこから水を出すかね……

 

涼を求めて

  西へ東へ。

 休日前に同僚と涼しい場所の話をしていたら「八雲風穴」はどうか?と言われ、そういえば行った事ないなぁって、で、行ってきました。

 この日は天気がやたら良くて、34℃近くはあったんじゃないかと思います、バイクを走らせても温い風を浴び続けたら疲れるそんな日。

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 さて、到着するとそこは、山の中。の割りに、観光客が多かった、やっぱりこの時期は有名な場所のようです。

 行った事のある同僚の話では涼しいというより寒い、と聞いてたのであえてジャケットを着たまま突入を試みる。

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 入り口前に受付があってそこで入場料(大人200円)を支払い、小さな扉をくぐると……

 あら涼しい。涼しいというか、ジャケット着てるから汗を引かせるには丁度いい感じ。

 室内に温度計があったから見てみると、12℃ちょい。人が沢山入ってたから若干高めになってるらしい。それでもTシャツで入ってきた人は寒い寒いと連呼してので、やっぱり寒かったんでしょうね、ちょっとだけジャケット着て入ったのを後悔しました。あの寒さを体験しとけばよかった。

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 一通り涼んでから外へ出ると、まぁ暑いわな。そら20℃近く差があるんだから身体の調子がおかしくなる。

 おかしくならないようにしばらく外の木陰でボーっとしてたら、ふいに後ろから「大将、大将」と声が聞こえ、何かと思って振り返ってみると、地元のお婆さんが自分を呼んでるようだった。

 何やろ?と思ったら、そのお婆さんの後ろに売店があってそこの若奥さんが「ごめんけどコレ付けてくれない?」と手に売店の旗を持ってシャッターの前に立っていた。了解把握。

 俺「高さココでいい?」若奥さん「限界まで頑張って」俺「もう限界なんスけど」若奥さん「じゃあオッケー、ありがとう!」

 と、風穴で涼んで心も身体も気持ちも良くなり、ちょっとしたふれ合いで和んで、さて帰るか、と思った時にふと目に留まった物があった。

 

 風穴から少し離れた場所にそれは静かに立っていた… 

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 何か気になったので近くに行って見ると、どうやら石碑のようだった。相当古い碑らしく文字が刻まれているが読む事ができない。どうにか年号だけでも読めないかと碑の周りをぐるぐる回っていると、「読めますか?」と声がした。

 振り返ると先ほど売店で「大将」と呼んでいたお婆さんだった。

 「いやぁちょっと読めませんねぇ」「それはね、昔の朝鮮戦争の時の石碑だそうですよ」「あ、慰霊碑なんですか。じゃあ、ここから出兵された方が居たんですね」「えぇ、その石碑があるところに以前は家があってね、そこの若い方が出られたそうですよ」「ここに家が…」「私も80を越えてずっとここに住んでますが、昔そんな話を聞いたことがありますよ」「そうですか…いや、貴重お話ありがとうございます」

 最近は戦争遺構に興味を持ち地元で色々探してみてはいましたが、まさかここで戦争に関わる物を見つけるとは思ってもみなかった。

 この慰霊碑の周りだけ妙に空気が違うような気がしたが、そう言う事だったのかと、しんみりとした気持ちになりました。

 

 さて、このまま帰るのも時間が早いので近くの道の駅で昼食を摂り、「もののけ姫」で名が知れ渡った、雲南市吉田町のたたら製鉄の場「菅谷たたら山内・高殿」を見学しようと思い、足を運んでみました。

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 道中に流れる川が何とも綺麗な川で、バイクや車で通り抜けるには勿体無い道でした。時間と気力と体力があれば散策しながら行くと楽しいかも。

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 さぁ中の見学しようかなと思った矢先、急に雲行きが悪くなり雷も鳴る始末。これはいかん、大雨に降られても敵わないって事で中の見学はやめました。残念。また今度ちゃんと見学しようと思います。

 っと言う事で、この夏の涼を堪能してきました、とさ。

 

~お・ま・け~

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 某道の駅で昼食の為入った店、4人掛けのテーブルが2つある小部屋に通された。居心地微妙~

 あとから家族3人さんも入ってきて、さらに居心地微妙~

 飯をかっこんで早々に出ましたわ。

 後日、同僚に訊いたら、その店の隣のお土産やと併設してる飲食店がイイとの事。

 …うん、また行くべ。

 

奥出雲ツーリング

 暑いから避暑にと思い山の中で何かいい場所が無いかと地図を捲っていたら気になる場所が眼に入った。

 それが奥出雲横田町の「羽内谷鉱山鉄穴流し本場(はないだにこうざんかなながしほんば)」要は昔使われていた砂鉄の精製場。

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上流から眺めてみる。

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 長さは50mくらいかな、その昔この場で採れた砂鉄がたたら製鉄の原料になったのかと思うと感慨深いものが、それと「もののけ姫」を思い出した。

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 奥出雲の山の奥、さらに谷の深い場所なので涼しかった、避暑にと思いバイクを走らせてみただけだったが、思った以上に素敵な所だった。

 山を降りたら、言わずもなが。

 

 では、また。

おまけのおまけ

 第13回島識ツー(略しすぎ)で紹介できなかったおまけです。

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 っとまぁ、ざっとこんなものです。

 ソロツーのいいところは、気になった場所へふらっと行けて、気になった場所ですぐ止まれる融通のよさだと思います。

 仲間と目的地までの距離を共有するのもいいですけど、ソロツーの旅もまた一興。

 

 では、また。